今回、私は初め『播州皿屋敷』を採り上げるつもりでいたが、調べているうちにもっと興味のある人物? を見つけてしまったので変更した。 今回は、ユネスコの世界文化遺産・国宝姫路城に住む妖怪の物語など三話である。 [2002年7月末日執筆] ゆかりの地の地図 参考文献はコチラ 「子捨て山」登場人物 【大国主神】おおくにぬしのかみ。出雲の神。火明命の父。 【火明命】ほあかりのみこと。大国主神の子。 「国宝姫路城のヌシ」登場人物 【刑部姫】おさかべひめ。姫路城のヌシ。 【豊臣秀吉】とよとみひでよし。姫路城主。 【宮本武蔵】みやもとむさし。剣豪。木下家定の家来。 【池田輝政】いけだてるまさ。姫路城主。 【木下家定】きのしたえさだ。姫路城主。浅野おねの兄。豊臣秀吉の妹婿。 【大国主神】おおくにぬしのかみ。出雲の神。刑部姫の恋人? 「毒饅頭」登場人物 【池田利隆】いけだとしたか。姫路城主。池田輝政の長男。督
年の瀬になると、日本人は「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)」を観、「第九」を聴く。 誰が定めたわけでもなし。好きで観聴きするわけでもなし。テレビをつければ忠臣蔵がやっているので観てしまい、ラジオをつければ第九が流れているので聴いてしまう。 忠臣蔵は「仇討(あだうち)」の話である。 言い換えれば、「敵討(かたきうち)」である。「仕返し」である。「報復」である。「復讐(ふくしゅう)」である。 平成十三年(2001)のアメリカでの「9.11同時多発テロ」以降、これらの言葉は連日のように新聞・雑誌紙面をにぎわし、テレビやネット上で乱れ飛んだ。 「やられたらやり返す」 この精神は大事である。 というより、生物にとって、他者からの攻撃に抵抗するという本能は、必要不可欠なものである。やられっぱなしでも黙っている人間は、堕落しているか、何か恐るべき魂胆を秘めているか、どちらかであろう。 やり返し方にも方法がある。
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