江戸時代の女性というと「三従(さんじゅう)」つまり、幼い時は親に従い、結婚したら夫に従い、老いては子に従わねばならぬ……いわゆる“三界に家なし”“貞女二夫にまみえず”みたいな不自由で弱い立場だったとイメージしていませんか? (『子宝譬の節 かほうは寝てまて』喜多川歌麿 画) 離婚に関しても、封建社会で男尊女卑のイメージのある江戸時代のこと、夫が「離婚だ!」「出て行け!」と言い放ったら妻は問答無用で従わねばならなかったと思われがちです。時代劇ドラマでも、妻は泣く泣く家から出て行くといったシーンも。 これだけ見ると「なるほど、江戸時代は口頭で簡単に妻と離縁することができたんだな」と思うかもしれませんが、実はちょっと違う。 数百年前の江戸時代においても、さすがに手続きを踏む必要がありました。 華やかな結婚式のようす。新婚時代は幸せを夢見ても結婚生活が長く続かない場合もありました。(『三定例之内婚
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