ソ連の映画のポスターは、ひとつの芸術分野だ。アヴァンギャルドなコラージュから、SFテイストの世界観まで、多様な作風の面白いポスターを集めてみた。
ソ連の映画のポスターは、ひとつの芸術分野だ。アヴァンギャルドなコラージュから、SFテイストの世界観まで、多様な作風の面白いポスターを集めてみた。
それは翻訳不可能な概念か?それとも、単にちょっとシンドイ状況にすぎず、それをクリアしても自慢にならない――そんな類のものか?ロシア人と外国人に、「тоска」の定義を聞いてみた。 ブラジル出身のジャーナリスト、シアンさん(ロシアに5年間住み働いている) 「タスカーはとらえどころのない概念。コンテキストに応じて、さまざまなに翻訳できる。私の感じでは、それは物憂いメランコリー、はっきりした理由のない悲しみ、または苦痛。憧れや郷愁を意味することもある。たぶん、ポルトガル語の『saudade』とか、ギリシャ語における『ノスタルジア』に似ている。つまり、はるかな場所や過ぎ去った時を思う、心の疼き」 イタリア出身のジャーナリスト、ルチアさん(ロシアに7年間住み働いている) 「私にとって、ロシア語の『タスカー』の意味を理解するのはいつも大変だった…。まず連想したのは、ポルトガル語の『saudade』だけ
都市、特質、諺などの中で“もっともロシア的なもの”についてどう考えているか、ロシア・ビヨンドの編集スタッフたちに訊いてみた。その答えを紹介しよう。 どの国でもそうかもしれないが、ロシアでも首都が必ずしもその国全体を表しているわけではない。しかし、多くの人がもっともロシア的な街だと答えたのが、モスクワである。そして僅差で次に選ばれたのが、海外ではあまり知られていない町、スズダリ。修道院や教会が街角ごとにあり、窓枠に彫刻があしらわれた木造住宅が見られる、この居心地の良い町はただただ素晴らしい!スズダリについてもっと詳しく知り、もしまだスズダリに行ったことがないという人は、是非計画を立ててみてほしい。絶対に後悔はしないはず。 その他には次のような街が回答として挙げられた。 トゥーラロシアのサモワールとプリャーニク(糖蜜菓子)が生まれた場所であり、ユネスコ世界文化遺産の候補にもなっている。トゥーラ
キャスティングは「目」を見て決める ──映画を撮るという志は、その後、どうなったのですか。 開校したばかりのミュンヘンの学校に入りました。パリのカフェ「ドゥマゴ」のテーブルに置いてあったドイツ語の新聞を読んでいたら、その学校ができたという記事が載っていたのです。 でも、ひどく幻滅する結果になりました。その学校は、教員が足りず、授業の内容もひどく劣悪だったのです。そこに1968年の五月革命が起きました。パリでフランス人学生が蜂起したのです。 私たちもミュンヘンで同じことをしました。学校を占拠し、責任者を解雇し、新しい課程を定め、教員も自分たちで選びました。私もカメラを肩にかついでデモに参加して、暴力沙汰を含めて運動を撮影したので、逮捕されて3日間勾留されました。サックスを売ったお金で買った、私の大切なボレックスのカメラも警察に没収されてしまいました。 そうこうしているうちに、ライナー・ヴェル
宮﨑駿の引退を報じるニュースは、信用できたためしがない。 日本のアニメーション界の巨匠である宮﨑駿が、アニメ映画制作から引退すると繰り返し宣言する理由。それは、手描きによる新たな世界を創造することに伴う負担への反動である──。 少なくとも、スタジオジブリの設立者の一人で、これまで40年にわたり宮﨑の右腕を務めてきた鈴木敏夫(75)はそう考えている。 「彼は映画を完成させるたびに疲労困憊して、次回作のことなど考えられなくなります」と鈴木は言う。 「肉体的にも精神的にも、エネルギーを使い果たしてしまう。だから頭を空っぽにするための時間が必要なんです。それと、新たなアイデアを思いつくための真っさらなキャンバスも」 2013年の『風立ちぬ』が宮﨑の最後の作品になるといわれてから10年、82歳になる彼の最新作『君たちはどう生きるか』はこの夏、日本で大ヒットし、12月には米国でも公開された。 監督自身
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