小学校の音楽の授業などで使われる、ヤマハの鍵盤ハーモニカ「ピアニカ」が30年ぶりにモデルチェンジする。プラスチック部品を薄くして50g軽い600gにしたほか、演奏用パイプの長さを調整できるようにした。本体の丸みを改良し、子どもが持ちやすくしたという。ケースの背面と側面にも、名前シールが貼れる場所をつくった。10月1日から全国の楽器店などで売り出す。ブルーとピンクがあり、小売り希望価格は税込み7128円。 ヤマハの鍵盤ハーモニカのシェアは5割前後。少子化で市場が縮小しており、今回の改良でシェアアップを狙うという。