土木現場で働く女性を「ドボジョ」と呼ぶなど建設業で働く女性が注目されるなか、夏休み中の小学生の女の子たちが建築現場を見学しました。 小学生たちは工事用のエレベーターで30階に上がったあと、女性の現場監督から、床の下には強度を増すためにたくさんの鉄筋が組まれていることや、ポンプ車を使ってコンクリートを地上から吸い上げて流し込んでいることなど、ビルの建て方の説明を受けました。 また女性の現場監督は、毎朝の朝礼で、およそ1000人の職人を前に工事のスケジュールを指示していることなども紹介しました。 見学会に参加した8歳の女の子は「女の人が働いていてかっこいいと思った。自分も将来やってみたい」と話していました。 大成建設で現場監督を務める林杏子さんは「炎天下で働くと日焼けが大変なときもあるが、誇りを持てる仕事です。女性がいると現場が明るくなると言われるので今後増えてほしい」と話していました。 建設