25日、前橋市などが主催した自転車競技の大会で、60歳以上の部門に出場できなくなった選手の代わりに、30代の選手が出て優勝していたことがわかり、市は、この選手を失格としました。 2人は埼玉県の同じチームに所属していて、表彰式のあと、チームの代表者から、大会関係者に「エントリーしていた人と別の人が出て優勝した」と申し出があり、発覚したということです。 これを受けて、前橋市は27日、優勝した選手を失格とすることを決めました。 チームの代表者は市に対し、「エントリーしていた選手が出られなくなり、軽い気持ちで出場させてしまった。申しわけありません」と、謝罪したということで、前橋市は「今後は、こうした不正がないようにしてほしい」と話しています。