(STAMの信託報酬は2010年7月30日以降) 信託報酬が低くなったとは言え、STAMシリーズの信託報酬は、最も低コストな既存のファンドと同じか、やや劣る水準でしかありません。 今回の信託報酬の引き下げは、「既にSTAMシリーズを保有している投資家の資金を繋ぎとめておく」程度の効果しか期待できないような気がします。 信託報酬を引き下げれば住信AMの収入が減ることになりますが(しかし、その分は投資家の収益が向上します)、「STAMシリーズは黒字化できているのか?」が最も気になります。 住信AMの資料によると、「STAMインデックスシリーズの純資産総額は、2010年6月末現在で約260億円(8本合計)」とあります。 大雑把な計算ですが、STAMインデックスシリーズの信託報酬の加重平均が年率0.6%とすると、8本のファンドから得られる信託報酬は、1年間でおよそ1.5億円です。 これを住信AMと