『結い 2101』には、次なる世紀“2101年”に向けて、人と人、世代と世代 を “結ぶ”豊かな社会を、 皆さまと共に創造したいという想いが込められています。 “結い”という言葉には、人と人が信頼し合い、共に何かを創造する共創の意味があり、その心(思想)を表しています。 日本やアジア諸国では、多大な費用や労力が必要とされた田植えや茅葺きなどの作業を、 人々が助け合い協力し合って行うなど、“結い”の文化が伝統として受け継がれてきました。 今でも、合掌造りを守る白川郷や沖縄の「ゆいまーる」などには、生活を支える“結い”の慣習が残っています。 鎌倉由比が浜や静岡由比海岸の地名も“結い”が語源と言われるように“結い”は、とても身近なものでした。 しかし、人と社会や地域のつながりが薄れる現代、その心が忘れられつつあると言われています。 だからこそ、私たちは身近にある“結い”の言葉の価値を見つめ直し、