個人投資家が投資信託をインターネット経由で購入する比重が増している。2010年4~12月の主要ネット証券3社の販売額は前年同期比26%増の2170億円と伸びたほか、3メガバンクも同65%増の950億円がネット経由での購入だった。店頭での購入と比べ手数料が低い点などが利用増の背景。金融機関も個人向け国債償還の受け皿として品ぞろえを拡充している。 店頭より手数料低く 投信は主に証券会社が販売してきたが、1998年以降の規制緩和で、銀行の店頭でも扱えるようになった。残高ベースでみた銀行経由の投信購入の比重が半分程度に伸びたのが過去10年強の変化と言える。最近2年ではネット販売が伸び、投信販売全体の5%程度を占めるようになった。 SBI、マネックス、カブドットコムのネット証券3社は09年以降、投信販売を強化。3社合計の残高は8000億円となり、2年でほぼ倍増した。カブドットコムは2月中に投信の取扱
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