1月16日、野村総合研究所(NRI)が試算した2011年の追加型株式投信のデータによると分配総額は1998年以来、初めて資金の純流入額を上回った。2010年9月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 16日 ロイター] 野村総合研究所(NRI)が試算した2011年の追加型株式投信のデータによると分配総額は1998年以来、初めて資金の純流入額を上回った。 年金の補完的役目も担う投信は分配型が依然として圧倒的人気である一方、欧州債務問題などで株安が進行するなか、資金の純流入額は前年のほぼ半分に減少。11年末の純資産残高は対前年末比で10.3%減の45兆8806億円と09年末以来の50兆円割れとなった。