「僕がヴァンフォーレ甲府にいた頃、(松本)山雅さんとはよく練習試合をさせてもらいましたが、地域リーグのクラブにも関わらず沢山の方が応援に駆けつけてくれた。当時のチャレンジがあるから松本の強さがある。その後、反町(康治=監督)さんが来て、勝つためにチームを導いてくれて、J1昇格一歩手前の所に来ている。そういうチームだからこそ、松本にはJ1に行って欲しい。厳しい中で打ち勝つだけの体力もあると思います」 10月26日の2014年J2第38節・松本山雅対カターレ富山戦。敗戦の将・安間貴義監督は、自身が甲府を率いていた2009年に湘南ベルマーレと熾烈なJ1昇格争いを演じた当時の指揮官である反町監督と松本山雅の現在に最大級の賛辞を送った。その富山を下した山雅は長年の夢だった悲願のJ1昇格にいよいよ王手をかけた。 5試合未勝利で終わった9月とは打って変わり、10月に入ってからは横浜FCと大分トリニータに