SF映画のように、巨大なスクリーンに映し出したデータを指でドラッグアンドドロップするだけで、誰もが直感的にデータ分析できる時代が近づいている。マサチューセッツ工科大学(MIT)とブラウン大学の研究チームは、対話型データサイエンスシステム「Northstar」向けに、最適な機械学習(ML)モデルを即時に生成するツール「仮想データサイエンティスト(VDS)」を発表した。研究結果は、2019年6月30日から7月5日まで開催された「ACM SIGMOD conference」で発表された。 Northstarは、長年MITとブラウン大学が共同で開発している対話型のクラウドプラットフォーム。タッチスクリーン上で直感的に、データの検索/結合/特徴の抽出などができる。操作は、ユーザーがアップロードしたデータ、ラベル、実行したいアルゴリズムなどのツールを、スクリーン上にドラッグアンドドロップしてつなげてい