この世界は「データでいっぱい」！ | 医療経営CBnewsマネジメント
【京大大学院教授（健康情報学分野） 中山健夫】 いわゆる「ビッグデータ」が意味するのは、もちろん医療に関係するデータだけではありません。医療関係のデータは、むしろビッグデータのごく一部です。医療分野の話に進む前に、世の中にある「データ」がどのようにして「ビッグデータ」に変わってきたか、特にインターネットの世界で起こったことを中心に、その経緯を概観しておきましょう。 ■Web2.0時代と共に急増した情報量 「データ」の爆発的な増加は、インターネットの世界でいわゆる「Web2.0」時代が始まった2005年ごろから顕著になりました。その背景の一つには、インターネット上に流通するコンテンツ作成が容易になり、普通の人々によるブログ、掲示板、写真や動画の投稿サイトなどが相次いで提供されるようになったことがあります。Web2.0時代は、ユーザーや消費者自身が情報をつくり出し、発信する新しい”Cons
医師・研究者のポジションを捨て、なぜ経営者になったのか
前例のないことで、人生はもっと楽しくなる PRESIDENT Onlineで連載をさせていただくことになりました。どうぞ末永くお付き合いください。 私には世界から失明を根絶するという目標があります。私のビジョンに賛同してくれる素晴らしい仲間たちと、世界レベルで高齢化社会への貢献につながる可能性を秘めた挑戦を続けています。 とても大きな挑戦ですが、もとは私というたったひとりの人間の発想からはじまり、山登りに例えれば、私たちは今、8合目までたどり着いたところです。 この連載では、学生時代、仕事、日本とアメリカを往復する日々など、いろんなエピソードを織り交ぜて、世界で勝負をする面白さや、努力の連続で培ってきた私なりのグローバルな価値観についてお話したいと思います。そうすることで、みなさんも「やってみなければわからないから、ちょっとやってみようかな」と思うことが増えるかもしれないし、正しい努力を続
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