『共鳴』に見るチャットモンチーの進化 5月22日のミュージックステーションにて、AKB48やE-girlsに混ざってパフォーマンスを披露したチャットモンチー。恒岡章(Hi-STANDARD、CUBISMO GRAFICO FIVE)と下村亮介(the chef cooks me)という昨年から時間を共にするサポートメンバーを従えてダイナミックなロックナンバー「こころとあたま」を演奏する橋本絵莉子と福岡晃子の姿は、もはや「えっちゃん」「あっこちゃん」と気安く呼ぶのをはばかられるような神々しさに溢れていた。 「こころとあたま」も収録されているチャットモンチーの最新アルバム『共鳴』には、ヒップホップ調の「ぜんぶカン」や、「バスロマンス」あたりでも垣間見せてきた歌謡曲的なセンスをより前景化させた「最後の果実」、シャッフルのリズムに可愛らしいコーラスワークと鍵盤が印象的な「いたちごっこ」など、ロック