勤務間インターバル制度が働き方改革の中で議論され、その導入推進が閣議決定されるようになりました。終業と始業の間のインターバルを確保するよう規定することを意味する制度ですが、制度のメリットや問題点、働き方についても考えてみましょう。 勤務間インターバル制度がもたらす仕事の新しい考え方 「日本人は働き過ぎである」と言われることが多いですが、実際に1日あたりの労働時間数は先進国の中でもトップクラスで、かつ統計に出ない労働時間も多いと言います。そんな日本の労働事情に大きな改革をもたらすものと期待されるのが「勤務間インターバル制度」です。 大学生の酒井君は、就活サークルを運営しながら働き方改革が今後の就職活動にも大きな影響を及ぼすと考えています。酒井君は経営コンサルタントのK・エーイ氏に、勤務間インターバル制度について尋ねてみることにしました。 終業と始業の間を確保するのが勤務間インターバル制度 ―