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ブックマーク / katokitiz.hatenablog.com (2)

  • 藤原竜也の演技だけなら最高傑作と言える『カイジ』 - シン・くりごはんが嫌い

    今日はのんきに昼飯を喰らってたら、古泉智浩さんから「『カイジ』か『ヴィヨンの』観ません?」とお誘いいただいたので、映画館へ。古泉さんは「死亡遊戯」と称して、朝からEさんと危険な匂いのする映画をハシゴするという荒行を行っていた。 とりあえず『ヴィヨンの』では観た後にあーだこーだ言えないかなと思い、『カイジ』にしたのだけれど、これがなかなか良い意味で期待を裏切ってくれた。 『カイジ』は冒頭が良い。いきなり暗黒の帝王かと思うような濃過ぎるキャラクターが非現実的な言葉をまくしたて、出てくる役者も極端なオーバーアクト。この時点で「あ、そうか、これはリアリティとはかけ離れた映画なんだな、そうか、なるほど」と観る側を一気に納得させることに成功している。だからシナリオが破綻してようが、展開がどうなろうが、まったく違和感がなく、設定からキャラクター、セリフの一つ一つが非現実的なリアリティの欠片もない世界

    藤原竜也の演技だけなら最高傑作と言える『カイジ』 - シン・くりごはんが嫌い
  • 『フロム・ヘル』はコミック界のモンスターだ! - シン・くりごはんが嫌い

    『フロム・ヘル』を読んだ。の帯に「眩暈のような読書体験」というキャッチコピーが付けられていたが、この言葉ほど『フロム・ヘル』を――――いや、アラン・ムーアの作品群を的確に表現した言葉はない。 ぼくにとって――――というか、『ウォッチメン』を読んだ人は誰だってそうなるだろうが、ぼくが『ウォッチメン』で受けた衝撃というのは相当なものだった。んで、この魅力を言葉で伝えるのがかなり難しく、「とにかく読め!読みやがれ!」としか言いようがないところももどかしかった。 何が衝撃的だったって、良い意味で「これはマンガじゃない」と思ってしまうくらいの読書体験。グラフィックノベルという言葉が一体何を指してるのか定義がよく分からないが、グラフィック=視覚表現、ノベル=小説だとすれば、「圧倒的な視覚的表現と小説のような情報量」という意味で、『ウォッチメン』はグラフィックノベルと呼べる(あとフランク・ミラーの『3

    『フロム・ヘル』はコミック界のモンスターだ! - シン・くりごはんが嫌い
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