「戦争法案」の国会審議が止まっている間、当ブログもどうしても佐野氏の方に話題が奪われがちである。(笑) ベルギー側の提訴に“逆ギレ”して、頑なに佐野氏デザインの「五輪エンブレム」の保守に回るJOC(日本オリンピック委員会)だが、ここまで世論が高まる中、何故これほどに固執し、融通が利かないのか。 単純かつ明快な話し、それは中枢部の誰一人としてその責任を取りたがらないからである。 一方では、確固たる主導権を握り采配を揮(ふる)える人間が不在であるということが言える。結局のところそれぞれが保身に回り、それこそ既得権益やら利権やら、我が身大事さで波風を立てたくない腹がある。 エンブレムの変更責任は誰が取るのか。戦々恐々とし、ついては極度に及び腰だ。 今から45年前、大阪で万国博覧会が開かれたが、そのときのシンボルマーク。実は、間際で変更になった経緯がある。 ⇒「東京五輪エンブレムもまだ間に合う?