大阪大学は、今月行われた基礎工学部の推薦入試で、面接試験の際に、受験生に見せるはずの資料を見せないまま試験を行うミスがあり、再試験の結果、不合格になっていた1人を追加合格にしたことを明らかにしました。 面接試験で受験生は、事前に資料を読んだうえで、その資料を手元で参照しながら質問に答えることになっていましたが、4つある面接室のうちの1つで資料を見せなかったということです。 試験当日、受験生の1人から、面接中に資料を見ることができるはずだと指摘がありましたが、担当していた教授は資料を見せずに試験を続けたということです。 先週の合格発表後に改めて受験生から指摘があり、ミスがわかったということで、大学は、この面接室で受験し不合格になった受験生のうち、希望があった4人に再試験を行い、改めて1人を追加合格にしたということです。 大阪大学は、ことしに入って去年の入学試験で出題ミスがあったことがわかり、