artと戦争画に関するrevのブックマーク (1)

  • プロレタリア美術と戦争画における「国民」的視覚

    小林俊介  (山形大学教育学部 助教授) 2003.10.23 「視覚的プロパガンダと抵抗」という問題を近代日美術の文脈で考えるとき、昭和初期のプロレタリア美術や、十五年戦争下の作戦記録画=戦争画にまつわる諸問題がまず思い起こされる。例えば、体制に対する「視覚的抵抗」たるプロレタリア美術はなぜ挫折したのか、そして多くの画家が、積極的にせよ消極的にせよ、なぜ戦争画をものしたのか、といった問題である。 しかし、戦争画や、ひいては近代日の美術を成り立たせている「視覚」そのものを問わないかぎり、この問いは不毛であるように思われる。我々が明治以来慣れ親しんでいるこの視覚こそ歴史的なものだからである。その性質が反省されるとき、プロレタリア美術(プロレタリアのイメージを描いた絵)が「反体制」であり、戦争画(戦争のイメージを描いた絵)が体制的であるという区分は保留される必要がある。菊畑茂久馬が「天

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