冷蔵庫では、ナショナル(松下電器産業)が20%でトップとなった。GfKでは「単身世帯向けから大容量タイプまで幅広くラインナップを揃え、多様な消費者のニーズを満たした」と分析している。冷蔵庫全体の売り上げとしては、内容量500L以上の大型タイプが2006年から74%増を記録し、平均価格も2006年の70,000円から76,000円に伸びたという。大容量・高付加価値機種の人気がうかがえる結果となった。 洗濯機は、「縦型・ドラム式共に、普及価格帯モデルの機能を充実し、ボリュームゾーンのシェア獲得に成功した」という東芝が26%で首位となっている。全体としては冷蔵庫同様に、大容量タイプの人気が高く、洗濯容量9kg以上のタイプは、構成比が2006年の12%から20%にアップしたという。 掃除機は、冷蔵庫に続いてナショナルが1位となった。GfKでは要因として「高吸込仕事率のモデルを筆頭に、最多のモデルラ