2007年9月25日、ミャンマー最大の都市ヤンゴン(Yangon)の中心街で拡声器を通じて市民に訴えかける僧侶。(c)AFP 【9月26日 AFP】動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」に代表される現代の情報通信技術がミャンマーの反政府デモを世界中に伝えている。 約3000人が犠牲になった1988年の民主化要求デモから約20年。当時と決定的に異なるのは、インターネット、携帯電話、デジタルカメラが広く普及した点だ。 ミャンマーの亡命反政府活動家らがインドで運営しているニュースグループMizzima Newsの編集長Sein Win氏は「これがグローバリゼーションの現実だ。もはや軍事政権は自らを国際社会から隔離することはできない」と指摘する。 燃料費の大幅値上げをきっかけにミャンマー最大の都市ヤンゴン(Yangon)で抗議活動が始まった8月19日以来、政府はインターネットのアクセス制