やんちゃな少年のような笑顔の裏で、常にチームのことを考えた。木村コーチは、どのチームでも誰からも愛された。 公立の宮崎南高(宮崎)からドラフト外でプロ入り。現役時代は「生き残るために、できることを必死で考える」という日々を送った。日本ハム時代に捕手から外野に転向。広島に移籍後、二塁の練習を始め、両打ちも習得した。昨年、巨人で捕手が負傷でいなくなった時には、捕手で出場する準備を自ら始めた。小柄なキャッチャーは万能選手へと変身し、どのチームでも不可欠な戦力に。「最初からこうなろうと思っていたわけじゃないよ」と話す顔は誇らしげだった。自らの経験談を語った3月の新人研修会での講演は、雄星(西武)ら多くのルーキーに感銘を与えた。 人柄を示す話には事欠かない。広島から巨人への移籍が決まった日、寂しさをこらえ切れず、広島市民球場のグラウンドで泣いた。巨人移籍後、最初の広島での試合では球団職員や記者から拍
巨人の木村拓也1軍内野守備走塁コーチが7日、くも膜下出血のため広島市内の病院で死去した。37歳の若さだった。同コーチは2日、広島戦の試合前のシートノックでノッカーを務めていた最中に突然倒れ、救急車で搬送され入院。意識不明の重体で予断を許さない状況が続いていた。 木村コーチは昨年限りで現役を引退。1軍内野守備走塁コーチとして、第2の野球人生をスタートさせたばかりだった。 選手としては宮崎南高から91年ドラフト外で捕手として日本ハムに入団。95年に広島に移籍し、スイッチヒッターに転向、投手以外の全ポジションを守れる万能選手として活躍した。06年途中のトレードで巨人に移籍。主に二塁手として存在感を見せた。
SMAPの木村拓哉(37)が、中国・上海市でフジテレビ系月9ドラマ「月の恋人〜Moon Lovers〜」(5月10日スタート、月曜後9・0)の撮影をスタートさせた。 「粘って粘って…勝ってほしい」。木村は“同姓同名音”で親交があり、くも膜下出血で意識不明の状態が続いている巨人の木村拓也コーチ(37)に対し回復を願うエールを贈った。 木村は1日から連ドラ撮影で上海入りしロケに追われていたため、2日に木村コーチが倒れてから1日遅れの翌3日に関係者から事実を聞かされたといい、「ビックリしました…」と絶句した。 「全く同じ発音の名前の方。親近感はすごくありました」と木村。さらにともに1972年生まれ(木村コーチが4月、木村が11月)の縁で、02年9月放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」の特別編「同学年」で“キムタク同士”の対談が実現した。 木村コーチは当時広島に在籍し、収録日の試合中にホームラ
広島市消防局によると、2日午後5時40分ごろ、広島市のマツダスタジアムで、プロ野球広島カープの球団職員が「30代男性がグラウンド内で倒れた」と119番した。 倒れたのは巨人の木村拓也内野守備走塁コーチで、救急隊員が現場で応急処置に当たっている。ノック中に倒れたという。
阪神・赤星憲広外野手(33)が9日、西宮市内のホテルで現役引退を電撃発表した。赤星をプロに導いたのは、2000年当時、阪神の監督だった野村克也氏(74)=前楽天監督。師匠はまな弟子の突然の引退発表に衝撃を隠せなかった。 【続きを読む】
プロ野球阪神の赤星憲広外野手(33)が現役引退することが9日、分かった。首の痛みが引かないことなどが原因とみられる。 赤星は愛知・大府高から亜大−JR東日本を経て2001年ドラフト4位で入団。走攻守三拍子がそろった外野手として1年目からレギュラーに定着し、39盗塁で盗塁王に輝き、新人王に選ばれた。その後05年まで5年連続で盗塁王となった。打率3割は5度マークしている。リーグ優勝した03年と05年にはベストナインに選ばれ、ゴールデングラブ賞は6度選出されている。 今季は7月に首の痛みで出場選手登録を外れるなど、91試合の出場で打率2割6分3厘だった。9年間の通算成績は1127試合で1276安打、打率2割9分5厘、381盗塁。
楽天前監督の野村克也氏(74)が21日、生まれ故郷の京都・京丹後市から名誉市民の称号を受け、同市内で行われた式典に出席した。野村氏の出身地である網野町などが合併し、ことしで市制5周年を迎えた同市の名誉市民第1号となったノムさんは、スピーチの壇上で感極まって号泣した。 忘れることのできない故郷への、母への思いが一気にあふれ出した。名誉市民顕彰を受けたあいさつの壇上。感極まったノムさんは何度も声を詰まらせる。ついにはメガネを外して涙を抑え、最後は泣き崩れた。 「私がプロ野球の世界で元気に存在できたのも、丹後で培ったエネルギーがあったからこそ。心の中には、いつでも丹後、峰山、網野があります」。故郷への感謝の思いを込めた涙のスピーチに、会場は温かい拍手と関係者数人がもらい泣きする感動に包まれた。 「参った。涙もろいなあ。皆さんには何の涙か分からなかったと思うけど」と照れくさそうに話すノムさん。涙の
世界各国からアニメなどのキャラクターに扮した「コスプレーヤー」が集まる「世界コスプレサミット2009」が1日、名古屋市で3日間の日程で始まった。 市中心部の大須商店街アーケードでは、「エヴァンゲリオン」のコスチュームを着た人や「ゲゲゲの鬼太郎」などの格好をした約500人がパレード、歓声を浴びた。 カナダから来たトレバー・コーデルさん(30)は日本語で「僕はオタクだから来た。最高のイベントだ」と興奮気味。イタリアの女性ナディア・バイアールディさん(25)はアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の主人公姿。「日本のアニメは大好き。何度でも日本に来たい」と英語で話した。 2日には世界一を決める「チャンピオンシップ」を開催、これまでで最多の15カ国30人が参加する。各国代表を前に、「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイの格好で現れた河村たかし名古屋市長が「ウエルカムナゴヤ」とあいさつする場面もあった。 サミ
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