盗塁王5度の俊足…阪神・赤星が現役引退 プロ野球阪神の赤星憲広外野手(33)が現役引退することが9日、分かった。首の痛みが引かないことなどが原因とみられる。 赤星は愛知・大府高から亜大―JR東日本を経て2001年ドラフト4位で入団。走攻守三拍子がそろった外野手として1年目からレギュラーに定着し、39盗塁で盗塁王に輝き、新人王に選ばれた。その後05年まで5年連続で盗塁王となった。打率3割は5度マークしている。リーグ優勝した03年と05年にはベストナインに選ばれ、ゴールデングラブ賞は6度選出されている。 今季は7月に首の痛みで出場選手登録を外れるなど、91試合の出場で打率2割6分3厘だった。9年間の通算成績は1127試合で1276安打、打率2割9分5厘、381盗塁。
◆ 大野ヘッド「来年にはいい報告を」優勝誓う ◆ 仙台市内の病院で3日に急死した楽天の球団本部編成部部長で元広島監督の三村敏之氏(享年61)の通夜が6日、広島市安佐南区の「サンセルモ玉泉院長束会館」でしめやかに営まれ400人を超える参列者が突然の死を惜しんだ。 祭壇中央に掲げられた遺影が笑っていた。「珍しく笑った写真だから」と洋子夫人ら家族が選んだ故三村さんの評論家時代の写真が飾られ、参列者の涙を誘った。 広島・松田元(はじめ)オーナー、楽天・島田亨オーナー兼球団社長が列席。カープOBでは大下剛史、衣笠祥雄、外古場義郎、各氏らとともに優勝の喜びを分かち合ったメンバーや、山崎2軍監督ら2軍スタッフ、教え子である佐々岡氏、西武を引退した江藤氏、前メッツ・高橋建、阪神・新井らが早すぎる死を悼んだ。阪神・金本は通夜開始の2時間前に1人、遺影に手を合わせに来た。 「早すぎるよ。それ以上、何も
キムタクが救った!巨人“総動員”でM19 【巨人3―3ヤクルト】キムタクが救った――。巨人は4日のヤクルト戦で延長11回に途中出場していた加藤健捕手(28)が頭部死球を受けて退場。木村拓也内野手(37)が急造捕手として99年7月6日の横浜戦以来10年ぶりにマスクをかぶり、12回のヤクルトの攻撃を無失点でしのいだ。5時間27分のセ・リーグ今季最長試合をベンチ入り25人中24人を使い切る“総動員”で引き分けに持ち込み、巨人の優勝マジックは1つ減って「19」となった。 延長12回。ユウイチが空振り三振になった内角直球を、木村拓が受け止めた。ベンチに戻ると原監督とガッチリと握手。8度、9度と肩を叩かれた。今季セ・リーグ最長の5時間27分を戦い終えてのドロー。値千金の引き分けに持ち込んだ主役は、試合後は少しの笑顔の後に疲れ切った表情を浮かべた。 「(心臓が)バクバクしてましたよ。無事に終わっ
石井一とボンバーマンが夢のコラボ!? 西武・石井一とボンバーマンが夢のコラボレーション?!チーム内では携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS」のアクションゲーム「ボンバーマン」が大流行。選手ロッカーから移動中のバスまで、所構わず爆撃音が鳴り響いている。これを聞いたソフト発売元のハドソン関係者は「西武でボンバーマンがはやっているのは聞いていました。ありがたい話。ぜひともコラボレーションしたいですね」と乗り気だ。 石井一も“ボンバーマン人気”に便乗する。ゲーム好きで知られる左腕は、自らの登板前でも涌井、岸らとの通信対戦にも快く応じる。2月の宮崎・南郷キャンプでは松坂(レッドソックス)が対戦に参加。WBCでもダルビッシュら投手陣の中で熱戦が繰り広げられたという。 ちなみにチーム内のランクは「ワク(涌井)と小野寺が横綱。僕と岸は大関ってことにしといてください」とのこと。近日中にもハドソンからボ
ラミ作家に!?日本での成功術出版へ 巨人のアレックス・ラミレス外野手(34)が8月上旬に“自伝的ビジネス書”を出版することが6日、分かった。来日9年目の今季から外国人枠を外れた助っ人は、自身の経験を基に“日本での成功術”や“異文化への溶け込み法”をしたためる意向。現役の外国人選手が本を出版することは極めて異例で、話題を呼ぶことは間違いない。 この日は契約を結んだ中央公論新社の担当者と都内で打ち合わせ。題名は未定だが、自身の日本での苦労話や球界の裏話が盛り込まれる予定だ。野球ファンだけでなく、日本在住の外国人にとってはビジネス書としても活用できそうだ。 ラミレスは01年から7年間はヤクルトに在籍し、巨人移籍1年目の昨季は打率・319、45本塁打、125打点を記録。外国人枠を外れることについて1月に来日した際は「自分には日本人の血が流れてる気がする」と喜びを語り、今季からは「和の心を
メイドさん優遇!アキバ系神宮ナイター きたれアキバ系!ヤクルトが今年の本拠地主催試合で、アニメやコスプレ好きの入場者を割引する「アキバ系ナイター」の開催を検討していることが分かった。 神宮球場のJR最寄り駅である信濃町から秋葉原までは総武線で約12分。同じ沿線上でのコラボレーション企画により、ファン層を拡大したい考えで球団関係者は「いろんな新企画を練っていて、秋葉原とのコラボレーションもその1つ。同じ沿線だし、たくさんのファンに来てほしい」とラブコールを送った。 候補に挙がる割引対象は(1)こだわりのアニメグッズ持参(2)自慢のコスプレ着用(3)魅惑のメイド姿など。コンテストを行うなどして、最も優秀なコスプレに選ばれたファンが始球式を務めるアイデアまで出ている。チームは昨年5位。平均観客動員数も最下位だった一昨年から前年比3・9%減の1万7802人。営業面においても巻き返しが不可
【10月14日】2004年(平16) 屈辱の記録目前…広島を救った最終打席でのシーズン初安打 【横浜4−0広島】もう99%、大記録達成は間違いなかった。横浜の左腕・吉見祐治投手は広島26回戦(広島市民)の9回二死まで四球1つのノーヒットノーラン。“最後の打者”は、9番・福地寿樹左翼手。04年、右足首のじん帯断裂でシーズン棒に振った福地はここまで19打席でヒットはなし。吉見の出来からして、広島は完全に追い込まれた。 「出塁することだけを考えた」という福地。スイッチヒッターだが、右打ちの方が苦手。それでも吉見はサウスポー、お約束どおり右打席に入った。 アウトコースのストレート。丁寧に低目を突いていた吉見の球が初めて高めに浮いた。強振した打球は左中間へ。古木克明左翼手が懸命に打球を追う。なんとか追いついたかに見えたが、打球は古木の差し出したグラブをかすめ、芝生の上に落ちた。 電光掲示板に
ブラウン監督の来季の去就に関し松田元(はじめ)オーナーは横浜戦後、あらためて「勝率5割なら続投を要請する」と明言。全日程終了前に負け越しが決定した場合も「最後の最後まで様子を見る」と含みを持たせた。その一方で、シーズン終盤でも“ブラウン流”を貫いた采配には注文も。「作戦面でも最後にはムチを入れてほしかった。彼にもプライドはあるだろうが、球団として執ってほしい采配もある」と話した。 [ 2008年10月5日付 ]
広島市民球場へそれぞれの“ありがとう” ≪オーナー、OBの声≫ ▼広島松田オーナー (セレモニーが)無事に終わって安ど感が強い。球場みんなの思いがつながり合った。OBを呼ぶことも考えたが、日本シリーズに行く思いもあって、湿っぽいのはやめた。 ▼山本浩二元広島監督 寂しい気もしますが時代の流れ。私にとって市民球場はあこがれ。甲子園と一緒で聖地でした。監督として優勝し、ファンの方も見ているグラウンドで、ビールかけをしたのが一番の思い出。 ▼衣笠祥雄元広島内野手 何百万、何千万という人が、この球場で野球を楽しんでくれた。そこで18歳から40歳までプレーできたことに感謝しています。その場所がなくなるのは残念だが、自分の心の中にはいつまでも存在し続けます。 ▼大野豊氏(スポニチ本紙評論家)僕を育ててくれたのは紛れもなく市民球場だ。プロ生活のゴールとなった98年9月27日の引退セレモ
◆ ブラウン監督大絶賛「最高の投球だった」 ◆ <広島10−0中日>中日に1差をつけて臨んだ大一番。20歳の前田健は想像を絶するプレッシャーをはねのけ、快挙を達成した。 「チョー気持ちいいっす!味方が点を取ってくれたので自信を持って投げられました。ファンの皆さん、大好きです。クライマックスシリーズに一緒にいきましょう」 テーマは開き直りだった。過去2試合の中日戦の登板はともに3回持たずKO。対戦防御率は17・36だったが、研究はあえてしなかった。「自分の投球さえできればと。どうせ打たれるやろうなというぐらいでいった」 3回までパーフェクト。4回は1死一、三塁でウッズを空振り三振、和田を遊直。さらに5回1死一、二塁ではPL学園の大先輩・立浪と初対戦。「ゲッツーを取りたかった」と冷静に初球のカーブで二ゴロ併殺に仕留めた。その後は無安打。リズムの良さは無四球と球数の102球が示していた。
イチロー「ずっと恐怖との闘いだった」 ◇イチローと一問一答 ――200安打を達成しての率直な気持ちは。 しんどかった。めちゃくちゃしんどかったです。(内野安打は)とっさにバットが出た ――一塁ベース上でこみ上げるものは。 それはないですよ。それがないのが僕ですから。それがあると多分8年続けてやっていないでしょうね ――8年続いた。 5年やった時に“8年がいるのかあ”と思ったが、結局そこに来てしまった。結果的に200安打する選手はいるけど、それを(最初から)具体的にイメージして達成できる選手は僕と(5年連続200安打のレンジャーズの)マイケル・ヤングしかいないと思う ――苦しいシーズンだったのでは。 ずっと恐怖との闘いだった。何としても(記録達成を)外せない年だったので、ゼロ(安打)の段階から強く意識しなくてはいけなかった。できないかもしれないという恐怖は常
イチロー200安打!100年に1人の存在に 【マリナーズ2−5ロイヤルズ】マリナーズのイチロー外野手(34)が17日(日本時間18日)、カンザスシティーでのロイヤルズ戦で3安打を放ち、8年連続200安打を達成。8回に遊撃内野安打を放ち、1894年から1901年にウィリー・キーラーがマークした大リーグ記録に107年ぶりに並んだ。日米通算安打は3070安打。通算3085安打の日本記録を持つ張本勲氏(68)=本紙評論家=超えへ、イチローは大記録の余韻に浸る間もなく突き進む。 【MLBTシャツ】 試合後のクラブハウスでイチローは身ぐるみをはがされた。野球殿堂へ記録達成のグッズが送られるためだ。バット、スパイク、リストバンドにひじ当て…。キーラーが達成してから107年。8年連続200安打という眠っていた記録を呼び覚ました。 「打った瞬間ヒットになると分かってしまった。超ファインプレーでアウ
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