2010年6月9日のブックマーク (1件)

  • ISAS | 「はやぶさ」のイオンエンジン運用 / トピックス

    5月9日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、その後も順調に飛行を続け、1日に約30万km の速さで遠ざかりつつあります。ちょうど探査機との交信時間が1日毎に2秒づつ延びている勘定です。7月はじめには、0.1 AU (天文単位)を超えました。 イオンエンジンの運用については関係各方面でご関心とご心配をいただいておりました。高圧電源を用いるために発生しうるガスを十分に出し切って(ベーキング)大きな放電がないように準備を重ねて参りましたので、わりに長い時間を要しての立ち上げとなりました。エンジンは全部で4基ありますので、1つ1つの性能の確認と「個性」を見極めているところです。同時に運転する台数は3台で、3台の高圧電源を4台にふりわけるスウィッチの選択も含めての確認ですので、時間を要したわけです。5月27日に、イオンエンジンにはじめて灯をいれ、先日6月25日には3台のエンジンを同時に稼働さ