インターネット上で若い人たちから多くの共感を集めている漫画があります。「『死ぬくらいなら辞めれば』ができない理由」と題されたこの漫画。長時間の労働でまともな判断ができなくなっていく過程がリアルに描かれています。大手広告会社、電通の新入社員だった女性が過労のため自殺した問題をきっかけに描かれたというこの漫画。なぜ、若い人たちの心を捉えたのか、取材しました。(報道局ネット戦略チーム・高橋大地) 漫画は、主人公が自殺しそうになるシーンから始まります。残業続きの日々、疲れ果てて、ホームの際で終電を待つ主人公。ふと、ある考えが頭をよぎります。 「一歩 たった一歩 それだけで」「明日は会社に行かなくていい!?」 この話は、作者でイラストレーターの汐街(しおまち)コナさんが、かつて毎月100時間近い残業をしていた時の実体験に基づいています。 電通の元社員の女性の問題が明らかになったときに、インター
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