「日本のカレーライス」を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』(2) 2008年5月 1日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Chris Kohler (1)から続く [カレー店]『リトルスプーン』のほうがもっと好きだが、贅沢を言う気はなかった。あと20分ほどで閉店という時間だったが、店までは20ブロックほどしか離れていなかった。私はタクシーに飛び乗った。 ところが、運転手は行き先を間違え、私はタクシーに乗りながら、着くころには絶対店は閉まっていると確信していた。閉店の5分前、午後9時50分きっかりに、私は通りの角から18メートルほどの距離をダッシュし、何とか閉店前に店内に入った。 私を待っていたのは、東京を約14坪分だけきれいに切り取って、ニューヨークの「ガーメント・ディストリクト」に移し変えたかのような場所だった。 ゴーゴーカレーは、近所に店舗を構える『吉野家』