http://blog.goo.ne.jp/mmatu1964/e/e940a0939fa046403c5a2fe8721e05c9 人間の生理現象というようなものを考えるとき,腹を立てる,怒るといった行動にどんなメリットがあるのかがよく分からないのです。聖書にそういう記述が多いというのは聞いたことがあって,それに対して,田中芳樹さんだったかな,「悪に対して腹を立てないというのは人間らしくない」というようなことを書いておられたのは印象的だったんですが,どうも,腹を立てる以外の抗議手段は存在するんじゃないかと思ってしまいます。それは多分,怒るという行為が冷静さと逆にあるというイメージがあるからなんでしょうね。現代は,常に冷静でなけれなならないという思想は強く支持されているように思います。一方で,こういうことを書きながら,しかし,怒りが時代を動かしてきたという部分もあるのかなと思いました。確か