村田製作所がチアリーダーのロボットを開発した。正式名称は「村田製作所チアリーディング部」。全長36センチと小ぶりだが、ボールの上で上手にバランスを保ちながら、10体そろってダンスを踊ることができる。 同社では1991年と2005年に自転車に乗るロボット「ムラタセイサク君」、2008年には一輪車に乗る「ムラタセイコちゃん」を開発しており、今回のロボットは4代目。姿勢を制御する「倒立振子制御技術」と、位置を測定する「超音波位置計測技術」、複数のロボットを同期・協調させる「群制御技術」という3つの技術を組み合わせることで、ボール上でも倒れず、10体で踊ってもぶつからない動きを実現した。