中国で民主化を求める学生たちの運動が武力で鎮圧され、大勢の死傷者が出た天安門事件から来月4日で26年になるのを前に、香港で市民がデモ行進を行い、中国や香港の民主化の実現を訴えました。 参加者たちは中国政府に対して、最近、中国本土で強まっている民主的な活動を行う人への締めつけの改善や、香港の行政長官の選挙改革で民主派の立候補を可能にするなど、中国と香港の民主化の実現を求めて、中心部を4キロ余りにわたって行進しました。デモ行進に子連れで参加した30代の女性は「過去に何が起きたのか子どもに知ってほしくて参加しました」と話していました。 一方、隣接する中国南部の※深センでは31日、香港の行政長官の選挙改革を巡り、中国政府の幹部らが香港の議会に当たる立法会の議員を集めて会議を開きました。 会議では、6月に立法会で採決が行われる見通しの選挙改革案が中国政府の望む形で可決されるよう、中国政府の幹部が改め