いつかは「最高の自分」になりたい。そのために仕事も頑張っているし、おしゃれにも気を配っている。とても素敵なことだけど肩に力が入りすぎていませんか? 毎日忙しく頑張るウートピ世代の読者に、「何事も無理のない程度に続けていくことですよ」と教えてくれるのは、このたび『おしゃれはほどほどでいい 「最高の私」は「最少の努力」で作る』(幻冬舎)を上梓した、野宮真貴(のみや・まき)さん。 でも、夢を叶えたスターで、おしゃれ番長の野宮さんの“ほどほど”って私たちにはハードルが高いのでは? 人生を楽しむための「ほどほど」 ——『おしゃれはほどほどでいい』というタイトルですが、ファッションリーダーの野宮さんと“ほどほど”の間には、ギャップがあるような気も……。最初に、ほどほどに込めた想いを教えていただけますか? 野宮真貴さん(以下、野宮):おしゃれやメイクは自己表現だったり、着飾ることだけではなくて、「自分を