焼き肉メニューに「あかんやつ」―。京都府警は29日、加熱の必要性を伝えずに牛の生レバーを提供したとして食品衛生法違反の疑いで、京都市中京区の本間忠相容疑者(43)ら、京都市や宇治市の飲食店経営者計3人を逮捕した。 府警によると、本間容疑者は自身が経営する焼き肉店のメニューに、加熱用レバーの他に「あかんやつ」という品目を記載。従業員が「生レバーのこと」と説明し、提供していた。本間容疑者は容疑を否認しており、「焼かなあかんやつという意味だった」と話している。 3人の逮捕容疑は7~8月、それぞれが経営する焼き肉店や居酒屋で、生レバーを提供した疑い。