東京都の小池百合子知事は8日の都議会代表質問で、都内で新車販売される乗用車について、2030年までにガソリンエンジンだけの車をなくし、すべて電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの「非ガソリン車」(電動車)にする新たな目標を明らかにした。「100%非ガソリン化することを目指して、世界の潮流を牽引(けんいん)していく」と述べた。(岡本太) ガソリン車を巡っては、経済産業省が30年代半ばまでに国内での新車販売をゼロにする目標を設ける方向で調整しており、都の乗用車の目標は、国の方針を前倒しする内容。都は都内で新車販売される二輪車についても、35年までにすべて「非ガソリン化」とする目標を掲げた。 都によると、現在都内で新車販売される乗用車のうち非ガソリン車は、HVを中心に約4割。価格の高さなどが普及のハードルとなっており、都は購入者やメーカーなどへの支援などについて検討する。販売規制につい
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