社民党の福島党首は8日の記者会見で、同党を離党した辻元清美衆院議員(無所属)が民主党入りする方向になっていることについて、「これまで応援してくれた人たちを裏切る行為だ。理念よりも権力に近寄る方を選択した」と厳しく批判した。 「彼女の一番良いところは権力に切り込んで行くところだったが、なくなってしまう」とも語った。社民党の次世代のリーダーとみられた辻元氏は昨年5月、福島氏が鳩山政権との連立を解消したことを不服として離党した。
社民党の福島党首は8日の記者会見で、同党を離党した辻元清美衆院議員(無所属)が民主党入りする方向になっていることについて、「これまで応援してくれた人たちを裏切る行為だ。理念よりも権力に近寄る方を選択した」と厳しく批判した。 「彼女の一番良いところは権力に切り込んで行くところだったが、なくなってしまう」とも語った。社民党の次世代のリーダーとみられた辻元氏は昨年5月、福島氏が鳩山政権との連立を解消したことを不服として離党した。
アナログ放送終了とともにテレビを卒業――。 7月に東日本大震災の被災3県を除いてテレビがデジタル化したことを受け、NHKに対して放送受信契約の終了を求める連絡が8月末までに約9万件寄せられたことがわかった。NHKの松本正之会長が8日、定例記者会見で明らかにした。 放送法上、放送を受信できる設備を設置した者は、NHKと放送受信契約を結ばなければならないが、アナログ放送の終了でアナログテレビはその機能を消失。新たにデジタル受信機を設置しない限り、契約を続ける必要がなくなる。受信契約の終了連絡はこれに伴うもの。デジタルテレビをその後購入するケースもあり、実際の解約件数は9万件より少ないと見られるが、相当数の人が、アナログ放送終了をきっかけにテレビ離れすることになりそうだ。
和菓子に用いられる「小倉あん」の名前の由来とされる嵯峨野(京都市右京区)の小倉山近くで、京の老舗和菓子店が中心となって7年がかりで最高級の小豆「小倉大納言」を開発した。 今秋には1トンの種子豆の収穫を予定。耕作を希望する農家に配り、本格「小倉あん」の普及を目指す。 伝承では、平安初期、空海が中国から小豆を持ち帰り、小倉山周辺で栽培が始まったとされる。その後、菓子職人の手によって小豆はあんこに加工されるようになり、栽培地も次第に亀岡市を始め丹波地方に移っていったという。 小倉あんの“復活”計画は、「井筒八ッ橋本舗」(東山区)会長の津田佐兵衛さん(87)が発案し、小豆・黒豆専門店「北尾商事」(下京区)店主の北尾陽(あきら)さん(62)らの協力を得て、2005年から取り組んできた。 津田さんらは現在、京都府亀岡市で栽培されている「馬路大納言」が、小倉山周辺から伝わった小豆の子孫と推定。これを観光
枝野幸男前官房長官は7日、読売新聞のインタビューで、東京電力福島第一原子力発電所事故後の3月15日未明、東電の清水正孝社長(当時)と電話で話した際、作業員を同原発から全面撤退させたい、との意向を伝えられたと語った。 東電関係者は、これまで全面撤退の申し出を否定している。菅前首相や海江田万里前経済産業相は「東電が作業員の撤退を申し出てきた」と説明してきたが、枝野氏は今回、撤退問題に関する具体的な経過を初めて公にした。 枝野氏は、清水氏の発言について「全面撤退のことだと(政府側の)全員が共有している。そういう言い方だった」と指摘した。 枝野氏によると、清水氏はまず、海江田氏に撤退を申し出たが拒否され、枝野氏に電話したという。枝野氏らが同原発の吉田昌郎所長や経済産業省原子力安全・保安院など関係機関に見解を求めたところ、吉田氏は「まだ頑張れる」と述べるなど、いずれも撤退は不要との見方を示した。
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