山種美術館で開催中の 「クールな男とおしゃれな女 ―絵の中のよそおい」展に行って来ました。 http://www.yamatane-museum.jp/ 浮世絵や近代日本画に描かれた人物たちが着ている「着物」「洋服」といった所謂ファッションに主眼を置いたユニークな視点の展覧会が山種美術館で始まりました。 展覧会の構成は至ってシンプル 第1章:クールな男 第2章:おしゃれな女 第3章:よそおう男女 今も昔も男性の服装はバリエーションに乏しく、面白味に欠けますが、逆に女性は実に様々ないでたちで豊かに描かれています。 第1章が23点に対し、第2章は37点も展示されています。思うにもっと女性を描いた作品があったはずですが、バランスを考慮しこれくらいの差に収めたのではないかと。 「第1章:クールな男」展示風景 尤も、同じ「着物」や「鎧」であってもそれぞれデザインは違い、さり気ない個性を表現してはいる