左から、真野恵里菜、伊藤蘭、向井理、小西真奈美、手塚とおる 第140回直木賞を受賞した天童荒太の小説「悼む人」が、向井理主演で初舞台化されることが明らかになった。共演には8年ぶりの本格舞台出演となる小西真奈美のほか、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭とそうそうたる面々がそろっており、演出を映画監督の堤幸彦が務める。 向井にとって2度目の舞台挑戦となる本作は、全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける主人公とその旅に随伴する人々の物語。舞台化にあたっては登場人物を5人に絞り、主人公・坂築静人を向井が、夫を殺した女・奈儀倖世を小西が、静人の秘密を暴こうとする雑誌記者・蒔野抗太郎を手塚が、子どもを身ごもった静人の妹・美汐を真野が、末期がんに侵された静人の母・巡子を伊藤が演じる。 脚本を務めるのは、映画『39 刑法第三十九条』をはじめ、連続テレビ小説「てるてる家族」や大河ドラマ「風林火山」を手掛けた大森寿美男
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