アドビシステムズの日本法人は12月18日、米国で13日に発表したリッチ・インターネット・アプリケーション(RIA)のオープンソース製品「BlazeDS」についての説明会を開催した。BlazeDSを使うことで、企業がAIRやFlexなどを利用したシステムをテストしやすくなるという。BlazeDSを介してアドビシステムズの製品や技術を利用するデベロッパーを増やすことで、企業内システムでの同社製品の普及を狙う。 BlazeDSは、RIA向けのリモーティング技術とメッセージング技術を核としたオープンソースだ。企業向けの商用版データ管理ソフトウエア「Adobe LiveCycle Data Services Enterprise Suite(ES)」のサブセットに当たり、一部の技術は商用版と同等に使用できる。例えば、リアルタイムに変化する株価の情報を常時サーバーから送信するシステムや、顧客管理データ