2013年1月14日から3月10日までの間、インド・アラハバートにて 世界最大の祭「クンブメーラ」が開催され、インド各地に数百万人いると言われるサドゥー(ヨガ行者)が終結していた。 基本周期は十二年に一回で、4つの聖地を3年毎に回っているが、中でもアラハバードはその規模において最大であった。ここには、ヒマラヤに源を発したガンジス河(ガンガー)とヤムナー河に加えて、神話上のサラスヴァティ河がひとつになる合流地点「サンガム」があり、ここで沐浴すれば最も霊験あらたかと言われている。 私は1月下旬にすでにここを訪れていたが、その後、もっとも神聖かつ重要であるのは2月10日の「主沐浴日」ということを知ったため、再びデリーから飛行機でアラハバートに飛んだ。 空港からオートリキシャーでガンジス河に向かったが、あまりの大渋滞のため、河の何キロも手前から歩くことにした。 この日を目掛けてインド各地からの巡礼