取材・執筆 フロントラインプレス 【広島県警「カラ出張」①】 広島県福山市内の警察署で2019年から2020年にかけ、組織の指示によるカラ出張が何度も繰り返され、実態のない“出張”に対する旅費や時間外手当などが公金から支出されていた疑いがあることが、調査報道グループ「フロントラインプレス」の取材でわかった。こうした行為は以前から長期間、組織内で行われていた疑いもある。 フロントラインプレスの取材によると、カラ出張を指示された警察官の1人は、2021年ごろに広島県警内部でこのカラ出張が問題になりかけた際、事実上の口止めをされたと証言している。 この警察官は現職中の2022年3月、「警察官は決して不正に手を染めてはならない。自分も関わった一連の行為は犯罪であり、指示した者も含め、全容の解明が必要だ」として、広島県警本部の人事担当者に事実関係を申告。そのうえで、組織内部の不正行為などをチェックす
![【スクープ】広島の警察で“カラ出張”の疑い 県警は内部告発を最近まで放置か|SlowNews | スローニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f7e48365e8dc1689ea7ecbbc954f31ecfe22eab8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F112164431%2Frectangle_large_type_2_fce34cb2b7f4971aacd1963c5c00c9af.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)