写真なみに美しいスキャン画像のライブラリーのおかげで、実質現実空間でもインターネットが使えるようになった。 by Signe Brewster2016.10.12 4 2 1 0 米国の不動産サイトで一戸建てやアパートを探すと、写真の右下に、メガネの形をした新しいアイコンがあることに気がつくかもしれない。アイコンをクリックすると、360度の実質現実モードが起動し、グーグルのカードボード(段ボール製のVRゴーグル)やサムスンGear VRを装着し、「実際に」物件を内覧できる。 VR映像を実現しているのは、マターポート(本社サンフランシスコ)が実質現実(VR)用に変換した25万枚以上の3Dスキャン画像を収蔵するライブラリーだ。現段階で、デスクトップ・コンピューターの性能に見合うほど精緻なVRコンテンツが豊富に揃っているわけではないが、マターポートが提供する写真のようにリアルなスキャン画像のライ