橋下徹大阪市長が業務命令で回答を求めた憲法違反の「思想調査」(市職員アンケート)で、調査した野村修也市特別顧問が6日、回収したデータと用紙を廃棄する作業を市役所で行いました。 「開封していない」と強弁する野村氏。回収数は不明といいます。作業は、ペーパーによる回答をシュレッダーにかけ、メールの回答は、野村氏しかアクセスできないというコンピューターに取り込み、そのデータを移したとするDVD1枚を金づちで破壊。野村氏は調査内容に「違法性はない」と再度居直りました。 作業に立ち会った大阪市役所労働組合(全労連加盟)の田所賢治書記長は「回収したアンケートも本当に開封されていないのか、DVDは本物か、コピーされていないのかも確認しようがない。市の責任で回収し廃棄すべきだったし、橋下市長と野村顧問は、市民と職員に謝罪すべきです」と話しています。 日本共産党府委員会は同日、山口勝利委員長のコメントを発表し