「モデルに」と勧誘 アダルトビデオ(AV)への出演強要被害に関して内閣府が初めて行った実態調査で、「モデルにならないか」と勧誘されるなどした経験のある2575人のうち73人が、意に反して性的な行為などを撮影されていたことが分かった。8日の内閣府男女共同参画会議「女性に対する暴力に関する専門調査会」で報告された。 調査は昨年12月、インターネットを通じて15~39歳の女性を対象に実施。勧誘や広告を通じた応募で事業者に接触したことのある2575人のうち197人が契約に至り、そのうち53人が契約時に聞いていない性的な行為などを要求され、17人が求められた行為の撮影に応じていた。「契約なく意に反する行為を撮影された」という女性も60人いた(4人は契約したケースとの重複回答)。
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