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君主制に関するrikuzen_gunのブックマーク (2)

  • ボランティア奴隷は作れる『自発的隷従論』

    習慣化された奴隷は、自ら支配されたがると喝破した小論。ボランティア奴隷の作り方も書いてあるのでJOCや為政者は必携やね。 著者はエティエンヌ・ド・ラ・ボエシ、モンテーニュの無二の親友だったという。500年前の文章なのに、いま見てきたように生々しい。というのも、いまの日の政権や2020オリンピックのボランティア奴隷のみならず、君主制、民主制、共和制、独裁制どれにでも当てはまる。なぜなら、焦点が当たっているのは、政治制度ではなく、その下で積極的に奴隷になる民衆たちだから。 著者はいう、民衆自身が、抑圧されるがままになっているどころか、あえて自らを抑圧させているのが現実になる。隷従をやめるだけで圧政者は屈するのに、わざわざ悲惨な状況を求め、軛を差し出しているという。そして、身にまとう軛を自慢し、父祖からそうしてきたことを誇る、いわゆる「奴隷の鎖自慢」をするのは、なぜかと問いかける。 そして、2

    ボランティア奴隷は作れる『自発的隷従論』
  • 古代エジプトと王朝の区分 ―全32王朝は「実は分けすぎ」。

    古代エジプトの王朝区分の話。 古代エジプトの王様たちは、「第xx王朝xx代目」のように数えられることがある。王朝番号は、ペルシャ支配時代を入れて31、最後にプトレマイオス王朝をいれた32というのが一般的だ。エジプト史を昔からやってるひトにとっては、この区分は馴染み深く当たり前だ。ところが、中国史をやってる人からこう言われた。 「なんか王朝おおすぎね? そんなに頻繁に変わってたんか」 …言われてみれば、その通りだ。 中国にしろ他の国にしろ、「王朝」が変わるということは、王家や、場合によっては支配民族が変わることを指し、そう簡単に変わらない。 結論から言うと、古代エジプトの場合、王家や支配民族の変化はほとんどない。 「王朝」が切り替わるタイミングの大半は、なぜそこで切り替わっているのか良くわからんのである。 そもそも現在使われている「王朝」区分は、紀元前3世紀のエジプト人神官マネトーさんの使っ

    古代エジプトと王朝の区分 ―全32王朝は「実は分けすぎ」。
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