タイ軍の本部で、英国人の将校らとサッカーの親善試合に臨む、チャルムチャイ・シティサット司令官。Bangkok Post提供(2016年9月22日撮影)。(c)Bangkok Post/Chanat Katanyu 【1月2日 AFP】直近では2014年の軍事クーデターで樹立された現在の暫定政権を含め、過去80年間に12回のクーデターで政権を掌握してきたタイ陸軍の司令官が、2日に公開されたインタビューで「クーデターはもうない」と断言した。 現在の暫定軍事政権は、新憲法が施行され次第、選挙を実施すると約束しているが、投票日は決まらないままだ。そうした中、2日に公開された同国メディアとのインタビューで、タイ陸軍のチャルムチャイ・シティサット(Chalermchai Sitthisat)司令官は、選挙によって再び軍幹部が好まない文民政権が誕生した場合には、軍事クーデターによる介入はあるかと問われる