日本企業の「一人当たり生産性」は米国平均より3割以上低い。このため給与水準も低迷している。原因はどこにあるのか。経営コンサルタントの入江仁之氏は「組織の風土や従業員の意識の低さが原因。つまり仕事に夢と誇りを持っていない」と指摘する。改善する方法はあるのか――。 日本企業は生産性も給与水準もエンゲージメントも低い 私は世界最大のネットワークシステム会社、シスコ米国シリコンバレー本社の戦略担当部門マネージングディレクターとしてグローバルで活動してきました。また外資系戦略コンサルティングファームの日本・アジア代表などを歴任してきました。主なクライアントは、トヨタ自動車、日立製作所、GE、NTTをはじめIT、ハイテク、消費財などの日米の各業界を代表する企業です。 多くの日本の企業は、「給与水準」が大きく低迷し、海外の先進企業の後塵を拝しています。「一人当たり生産性」は、OECD統計で、日本が米国よ
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