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ブックマーク / www.p-tina.net (2)

  • 【ぷらちな】『銀魂』コンテンツじゃない、番組だ。/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第4回

    『銀魂’』が最終回を迎えた。復活はあるだろうか。復活があればうれしいが、終わらないでほしいと未練がましく作品にしがみつくのも『銀魂』らしくないような気がする。 『銀魂』は少年ジャンプに連載中の同名漫画を原作とするアニメ番組だ。宇宙人(天人)によって開国させられた日を舞台に、「万事屋銀ちゃん」のメンバー、坂田銀時、志村新八、神楽の3人がさまざまな事件に巻き込まれる内容で、2006年から4年間放送された。その後、1年間の再放送を挟んで2011年からは第二期『銀魂’』がスタート。その最終回が3月26日に放送された。 『銀魂』は反時代的なアニメだった。 たとえば「作品」と「商品」がある。同じアニメであっても、作り手が思いを込めて作り上げたという点に注目すれば「作品」となり、ファンがDVDなどを購入することでビジネスが完結するという部分に注目すれば「商品」と呼ばれる。 『銀魂』はこの「作品」「商品

  • 【ぷらちな】帰ってきた『日常』/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第1回

    [第1回]帰ってきた『日常』 『日常』がNHK Eテレで始まった。 ご存じの通り『日常』は、あらゐけいいちの同名マンガを京都アニメーションがアニメ化した作品で、2011年4月から独立UHF局を中心に放送されたEテレ版は、全24話の同作を全12話に再編集して放送するという。 NHKはBSで他局で放送されたアニメを放送してきたことはあったが、地上波しかもEテレ(教育テレビ)で放送するのは非常に珍しい。 ここに現在のTVアニメを取り囲む状況が集約されているといっていい。 一つは番組編成と番組制作の関係。 TV局主導のもとで製作されるアニメを俗に「局製」という。’80年代の19時台に放送されていたアニメなどを想像してもらうとわかりやすいかもしれない。局や広告代理店が、どの時間帯に放送するかを想定し、そのために企画を決めて(原作を選んで)て、スポンサーを募り放送する。この時はまだ「どんな時間に番組を

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