この電力問題は、本来は、電力が何万キロワット足りなくて、そのために、どれくらい努力しなければいけないという統計的な議論が必要なのですが、日本の議論において、そういう統計が非常に少ないことに気づきます。統計がないので、太陽光発電に必要な面積が足りないだの、エネルギーを買う為に莫大なコストがかかるだのと言う議論がされますが、実際のところ、土地は充分すぎるほど面積(休耕田100万ヘクタール中5万ヘクタール使えば1500億kwh発電できる:集光型太陽電池:発電効率30%)がありますし、火力発電のエネルギーコストは2〜3兆円分の燃料を輸入する必要がありますが、それも日本の500兆円のGDPに比べれば、0.4~0.6%程度の規模であり、死活問題といえるほどのレベルではない。全体の統計が皆無で、恐らく、「とても大規模になるだろう」という「だろう」程度の議論しか出来ていないというお粗末さ。過去にそういう数