米首都ワシントンの連邦議会議事堂で下院委員会に出席するティム・マーフィー下院議員(2014年4月1日撮影)。(c)AFP/JIM WATSON 【10月5日 AFP】後期妊娠中絶の違法化を推進していた米共和党の下院議員が、愛人に中絶を迫っていたことが明らかになり、この議員は4日、来年の中間選挙に出馬せず政界を引退する意向を表明した。 米紙ピッツバーグ・ポスト・ガゼット(Pittsburgh Post-Gazette)によると、妊娠中絶反対派に人気の高いティム・マーフィー(Tim Murphy)下院議員(65)は、「家族やスタッフと協議し、任期満了後の再選を目指さないという結論に達した」との声明を発表した。 マーフィー議員は、妊娠20週以降の中絶をほぼ全面的に禁止する法案を下院に提出していた。しかし、同法案の採決当日の3日、マーフィー氏が不倫相手に中絶を要求したとする生々しいセックススキャン