スペイン東部カタルーニャ自治州のカンブリルスで、歩行者に突入した車を調べる警察官ら(2017年8月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/LLUIS GENE 【8月24日 AFP】2016年に世界で起きたテロ攻撃の犠牲者のうち、西欧での死者数は1%未満だったとする報告が発表された。テロ攻撃の発生件数も、西欧では全世界の2%にとどまったという。 米メリーランド大学(University of Maryland)が作成する「グローバル・テロリズム・データベース(Global Terrorism Database)」の最新報告によると、世界では2016年に過激派による攻撃が1万3488件あり、合わせて3万4676人が犠牲となった。このうち、西欧で起きた攻撃は269件で、犠牲者数は238人(全体の0.7%)だったという。 これに対し、北アフリカと中東での死者数は1万9121人で、世界全体の55%を