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ブックマーク / www5d.biglobe.ne.jp/~noocyte (2)

  • malloc() が返すアドレスの下位数ビットは常に0って知ってます?

    当は「malloc() が返すアドレスは8の倍数って知ってます?」 にしたかったんだけど,「8」というのは CPU 依存の数字だし, 一般には2の冪乗なのでこういうタイトルにした. そもそもこの記事を書くきっかけは, YLUG の 「第67回カーネル読書会 (glibc malloc について)」の ビデオと資料を見たこと. 1985年頃に Lisp の処理系を作ろうとして (結局作らなかったけど(^^;)) メモリ管理方法について色々考えたアイディアと同じものもいくつか出てきて, 懐かしくもあり,またとても面白かったが, 私にとって目新しいアイディアは少なかった. malloc() の内部実装に興味を持つ人であっても, 意外と上記タイトルに書いた事実を知らない人が多いようなので, 「ビデオと資料」のページに色々とコメントした. この記事はそれを整理してまとめたものである. 2016/0

  • データ型のアラインメントとは何か,なぜ必要なのか?

    以前このサイトとブログに,何度かアラインメントに関する記事を書きました (サイト内関連ページ参照). そのせいか「アラインメント」で検索して来てくれる人が多いので, 過去の記事に加筆修正してこのページを新たに作成しました. 加筆した点は次のとおりです. アラインメントとメモリアクセス回数の関係をわかりやすくするため, (ほんの少し) 図を導入しました. 「データがアラインされていないとメモリアクセス回数が増える」 と言葉で説明しているサイトは多いのですが, 図で示しているところはまだ見たことありません. アラインされていないアドレスにデータを書き込む場合, 読み出しの場合以上にメモリアクセス回数がかかる可能性があることを追記しました. 以前は「複合データ型 (配列,構造体,共用体) のアラインメント」はほとんど自明のことだと思っていたので軽く流していましたが, 意外なことにこれを解説してい

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