福田首相が辞任表明 公明と対立、「ねじれ」も展望なし2008年9月1日22時37分印刷ソーシャルブックマーク 会見で辞意を表明する福田首相=1日午後9時30分、首相官邸、松本敏之撮影 福田首相は1日夜、首相官邸で緊急に記者会見し、「新しい布陣の下に政策の実現を図らなければいけない」と述べ、辞任の意向を表明した。衆院解散・総選挙の時期や、インド洋での給油継続のための補給支援特措法の延長などをめぐる公明党との対立に加え、対決姿勢を強める民主党との間で「ねじれ国会」を乗り切る展望が開けず、これ以上の政権維持は困難と判断した。安倍前首相に続き、2代続けて約1年で政権を放棄したことで、自公連立政権の行き詰まりが明確になった。自民党は後継を選ぶ総裁選に入るが、麻生太郎幹事長が軸になるとみられる。 麻生幹事長は1日夜、記者団に対して「(福田)総裁が記者会見で『自分としていろいろなことをやってきたので、そ